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ある外国人女性と日本人男性のカップルを見て|妄想が止まらない

電車内での妄想

妄想女子のマキです。

ある朝、満員の通勤電車に乗っていると、ある外国人女性と日本人男性のカップルが車内に乗ってきた。

男性は20代半ばといったところ。女性も20代頃かしら。

満員電車の中で体を密着させて見つめ合いながら、二人だけの世界に浸っている。

男性は、パリっとしたスーツに身を包み、小物にもこだわりを感じるオシャレな雰囲気。身長も高く顔も超イケてる。これはモテないはずがない。女性に不自由はしたことがないだろう。

一方、外国人女性はというと、お世辞にも美人とは言えない。顔はニキビだらけだし、太っていて背も低い。服装も全然イケていない。メイクもアイラインが濃すぎだし、金髪のヘアーも頭頂部がプリン化してる。

髪の毛からつま先に至るまで、一切の妥協がないイケメンオシャレ日本人男性と、イケてる要素が見つからない外国人女性のカップル。

私の脳内に妄想が駆け巡った。

「このイケてる男性は、なぜこの女性と付き合ってるのだろう?」

 

満員電車が揺れるたびに、男性は女性の背中を抱えながらよろけないように支えている。そして、女性の甘い視線に応えるように、愛にあふれたまなざしを送り返す。

男性がこの女性を大事に思っていることは間違いない。

でも、待って。

大事に思う気持ちは、『愛情』からきているのだろうか。

 

男性は、やり手の営業マン。海外赴任を目指して英語力のアップが課題だった。

そこで男性は考えた。

「短期間でかつ効率的に英語力を身につけるためには、外国人女性と恋人になることが一番だろう」と。

その時頭にひらめいたのが、同じ会社にいるネイティブアメリカンのこの女性。部署が違うからこれまで話したことはないけれど、自分に好意を寄せていることを同僚から聞いたことがある。

「これまで付き合ってきた女性と比べて外見は冴えないが、今の自分が一番欲しいものを与えてくれるにちがいない。」

そして交際が始まるや否や、すぐに2人は同棲を始めた。

彼女は日本の大学に通っていたため、日本語も十分話せるが、彼の夢を応援するために、彼との会話はすべて英語で行った。

そんな日々が半年続き、彼の英語力は社内でも1,2を争うほどにまでに上達した。

彼は思った。

「彼女と付き合って、本当に良かった。自分の決断は間違っていなかった。」

 

もうすぐ会社の最寄り駅に着く。

今日は、人事異動の内示日だ。

かねてより希望していた海外赴任は、おそらく認められるだろうと上司からも言われている。

海外赴任が決まれば、最低5年は向こうで暮らすことになる。

そうなれば、この彼女ともお別れだろう。

「自分をスキルアップさせてくれて、本当にありがとう。」

男性は、優しいまなざしを浮かべ、彼女をエスコートしながら降車した。

 

いやはや、あらためて文にすると、私の妄想は歪んでいますね~。妄想とはまったく異なり、現実では、男性はこの彼女に心からメロメロだったのかもしれません。二人の行く末が非常に気になる私ですが、また電車内で会えることを楽しみにしておきます。

それでは、妄想女子のマキでした。さようなら。